2016年02月27日

警視庁のPCサイレン

今日はミリタリーと全く関係ないですが・・・



二時間ドラマによくある光景。

クライマックスは、景勝地の海岸。
断崖絶壁にたたずむ一組の男女と、その向かい側にはうつむいた女。
推理趣味の女将(片平なぎさ)と、その幼馴染の探偵(船越英一郎)が、ついに真犯人を追い詰めた。
こらえきれず、涙ながらに事の次第を自供する女。
一通り話し終えたころ、おっとり刀で駆けつける、地元警察の凸凹刑事コンビ(西岡徳馬 + 渡辺哲、六平直政、でんでんなど・・・)。
近づいてくるパトカーのサイレン。
ファンファンファンファン・・・

あれ、このサイレン。日頃よく聞くパトカーのサイレン(ウ~)と、違う。
少し前の定例ゲームの折、お仲間とこのサイレンの話になりました。ファンファンサイレンって
実際には存在しなくて、テレビや映画のなかだけなんじゃないの? って。
なので、今回はこのサイレンについて少し。



警視庁のPCサイレン




音でいったら、こんな音
https://www.youtube.com/watch?v=ap1lHuH-Tmc
こちらは貴重なサイレンアンプの動画
https://youtu.be/vglSqYiV0s4


このサイレン、過去に実在していましたが、今は使っていません。
事の始まりは昭和40年代。当時のパトカーのサイレンは今と同じ“ウ~”音でした。

当時はモーターサイレンが主流だったので、電子サイレンの現在とは音色とか周期が違いますが、
“ウ~”自体は同じようなもの。
しかしながらこの“ウ~”音、当時はうるさいとか、空襲警報みたいで嫌だとか
苦情が色々あったようです。当時の都知事がこの音を嫌っていたなんて話もありました。

そこで、警視庁が独自の音を開発して、1970年ころに新しいパトカーサイレン“ピーポー(ピーポン)”を採用。
これがファンファンサイレンです。何種類かのサイレンを試作し、音響関係や文化人、都民などにも意見を
聞いて、選定したようです。
採用当時、警視庁では“ピーポー(ピーポン)”と呼称していたのですが、上のyoutubeで聞く限り“ピーポー”では
ないですね(笑)。
電子音なのでなかなか音をあらわしづらい。さらにはその少し前から救急車もピーポー音に変わり、こっちは
文字通りのピーポーとして世間に浸透してしまっていました。ピーポーと言われると救急車のサイレンを連想
しちゃうので、警視庁の呼称“ピーポー(ピーポン)”はいろいろと紛らわしかったようです。
現場の人はファンファンサイレン、ホゲホゲ(ホガホガ)サイレン、警視庁サイレンなどとも言っていたようです。

ちなみに全面採用は警視庁(東京)のみ。
その他、大阪、京都、神奈川などで、ごく一部試験採用されたなんて話もあります。それ以外の地域、こちら宮城や福島など
地方の人間からするとなじみがなく、「テレビの中だけ」となってしまいます。

個人的な思い出ですが・・・子供のころ東京へ行った際に、目の前を三菱シグマの白黒PCが本物のファンファン
サイレンを吹鳴させながら通過していったのを鮮明に記憶しています。「すげぇ、ドラマとおんなじだ!!」と大興奮。
子供のヲタクは、今や本物のヲタクに・・・(笑)。

さらに余談ですが、85年くらいの列島警察24時で、北海道警察の白黒PCが事故現場へ緊走するシーンで
ファンファン音だった記憶があります。道警でも採用していたのか、あるいはもしかするとテレビ局の編集で、
後からSEを“盛った”のかな・・・?

当時のテレビは、こんな感じで音を盛ったりもしてました
日本列島縦断警察24時 91年 オープニング 冒頭の北海道警察のセドリック
https://youtu.be/q_A-UxhfYcw



これはホントの音みたい。警視庁二機捜四谷分駐 86,7年頃?
古き良き頃の警視庁の方面系無線が聴こえてきます
https://youtu.be/lb4hE-TXGGI

警視庁二機捜早稲田分駐 79年 ※なにぶん昔の番組ゆえ、
ショッキングな画像が流れます ご注意を
https://youtu.be/0SvuiuZigog
当時の警察24時といえば、ナレーションは田中信夫さんか久米明さんが鉄板でした。

さらに、貴重な当時のオープニング
https://youtu.be/YTYVSVmvVV8
https://youtu.be/SJQJSCVjxog


昭和57年の日航機羽田沖墜落事件。こちらはフジ。ニュース記録映像から。
冒頭に、おそらく機捜隊と思われる覆面車が一瞬。
機動隊の警備車の緊走はモーターサイレンですね。
https://youtu.be/r02h1thokcc


このサイレン、採用時には当時のモーレツ警視総監だった秦野氏のゴリ押しがあったようで、現場受けは
だいぶ悪かったようです。

佐々淳行氏の著書『日本赤軍とのわが「七年戦争」 ザ・ハイジャック』にこんな記述がありました。

(以下、引用)
 その頃、新しいもの好きの秦野章警視総監が岡本太郎画伯の助言を取り入れて、
 「警視庁のパトカーのあのウォーッというサイレンは文化的ではない。欧州のパトカーは、ピーポー、
  ピーポーという優しい音を出す。あの狂ったようなサイレンは全車取り替えろ」
 と言い出し、殆どの部下全員の反対を押し切って「ピーポー」に換装してしまっていた。
 いざ、羽田へ急行ということで「ピーポー、ピーポー」とパトカー君は緊急自動車のサイレンを鳴らすが、
 ドライバーたち、どかばこそ、誰もバカにして道を開けない。

(中略)

 「だから、あの時、警視庁の代表課長会議でオレはピーポーに反対したんだ。いわないこっちゃない」と。
 後部座席で憤慨してると、運転の巡査が「・・・ということなら、奥の手を使いますか」と呟いて、
 ダッシュボードの奥に手を伸ばした。何するの?とみていると、隠しスイッチを探り当てて、オンにする。
 すると「ピーポー」は忽ちとまって、昔懐かしいウォーッというパトカーのサイレンが鳴り始めたじゃないか!!

(中略)

 すると、大渋滞していた車たちが、右に左に無理に車寄せして、パトカーの通り道をあけてくれるではないか!!
 「ありがとよ、よく古いの、とっておいてくれたな」と、運転の巡査に礼を言うと、
 「あんなポンカン、ポンカンじゃ誰もどきやしませよ、やっぱりウーウーに限る」と運転の巡査も上機嫌。

(引用ここまで)


音色に威厳がないばかりか、ファンファンサイレンを使用しての緊急走行時には事故が多発していたようです。
音自体が聞き取りづらいのに加え、市街地では音が建物に反射するとどこからパトカーが近づいてくるのかが
分からなくなったのが原因のようです。
さらには時代と共に自動車の気密が向上していくにつれ、独特なファンファンの音は車内に伝わりにくくなったのも影響した様です。

運転している警察官も怖い、周りのドライバーも聞きづらい。でも上からは「使え!」と言われる。ということで
しばらくするとファンファン音と”ウ~”のサイレンを同時に吹鳴するようになりました。
先の警察24時の機捜隊の動画なんかは、まさにソレ。

このファンファン音、地域部(旧外勤部、警ら部)の各警察署白黒パトカー、自ら隊PC、刑事部~機捜隊の覆面車
だけが使っていたとか、交通関係や警備公安関係(機動隊など)では断固拒否されて使われなかったとか色々と
話があるようですが、さて実際は・・・?

80年代? トラ箱 警視庁鳥居坂泥酔者保護所
https://youtu.be/TW8mA1OjCUo



さて、問題があるものはやがて淘汰されてしまいます。このファンファンサイレンも平成元年頃に使用を取りやめる
こととなりました。
当時の新聞にその記事があり、それについてコラムニストの泉麻人氏が、“(新聞記事中の)パトカーのピーポー
やめます”、ってピーポーは救急車じゃないのか? “さらにはホゲホゲとも聞こえるというこの音を・・・”って、
そんなサイレン聞いたこともない。いったい何のことだ? といったことを著書に書かれておりました。
普通、新聞読んだら警察がピーポー?ホゲホゲ???ってなりますよね。全く分かりづらい。


実際には平成4年ころまでは使用されていたようです。
「平成4年東京永田町 首相官邸右翼車両突入事件」
https://www.youtube.com/watch?v=jncEWtGWUuE&list
(1:55付近) https://youtu.be/T4vV_EdksNM

2000年の中央道 日の出暴走阻止
https://www.youtube.com/watch?v=DtioYC1hPYw&index=40
4:04あたりで一瞬。 こんなに最近まで??? なんだかこれはテレビ局で盛っているっぽいですが・・・




さて、長々とファンファンサイレンについて書いてきましたが、いろいろ調べているうちに衝撃の事実を知りました。

救急車のピーポーサイレン、あれってサイレンでは無いそうです。

厳密には・・・という意味でですが。
道交法上では緊急自動車は“ウ~”音のサイレンだけ。そのため、救急車のピーポーは規定外になってしまします。
しかしながら、搬送している傷病者にウーウーいうサイレンはきつい、という理由で特例として優しいピーポー音を
認めているそうです。
となると、警視庁のファンファンサイレンも特例、って事でしょうね。
ちなみに救急車の交差点侵入時などの“ウ~”は1987年ころからだったと記憶していますが、やはりピーポーが
聞き取りづらく、交差点での事故が多かったからというのが理由になります。

こっちの本家ピーポー音、救急車の他に血液輸送車や医療関係の緊急車両で使われていますが、
90年代後半のJR東日本の保線用緊急車両でも使われてました。
栃木の宇都宮で、夜中に頻繁にピーポーピーポーと聞こえて、
救急車かと思って見てみると、白いハッチバックのバンのドアには緑のJRマーク。もちろん、緊急車両として赤色
警光灯を点滅させています。そばでは作業服姿の保線員が踏切トラブルに慌ただしく対応していました。宇都宮線
が止まっちゃう様なトラブルらしく、あっちの踏切からこっちの踏切へと、せわしなくピーポーピーポーと行ったり来たり。
これにはビックリした思い出がありますが、後にも先にもJRのピーポー音を見たのはこれっきり。\その後、他の地域
にて何度か目撃したJRの緊急走行では、パトカーとおんなじウーウー音になってました。
件の宇都宮のJRピーポー音、もしかして消防向けのサイレンアンプを積んでて、使わないはずのピーポー音の
ボタンを押してたのかな?


救急車 最近は変わった注意喚起サイレンが出ているようです パトライト社のアンプに標準装備? なんだかNYPDみたいです
https://www.youtube.com/watch?v=mKGcQXOvgRc&ebc=ANyPxKqgYioFkZApjl3xSDSScxq6w30vTy10YMN89NzhTAIFu4J2zoevSlKZVcoo7YlRGYxHQpg4_pKmAXOjbOkdiN8qCJzMmg

さらにはアメリカみたいなYELP音の消防車、救急車も出てきています。こちらも主に交差点などの注意喚起用。
結構、各地の消防で使われてるみたいですね。
千葉 野田市消防
https://www.youtube.com/watch?v=Ah-kL1Cgvng
これって西部警察みたいですね。


そのうち、警察もYELPを使い出したりして・・・
追記
上記の消防のyelp、総務省と警察庁からダメ出し(使用自粛の通達)が出て、
各消防では2007年頃から次々と使用を自粛しているそうです。
一部の消防ではまだ細々と使用してるみたいですが・・・。
理由は、緊急車両のサイレン(ウー音)ではないのに加え、yelpが日本では
馴染みがないために事故を誘発する可能性があるから、だとか。
サイレンメーカー(大阪サイレン、株パトライト)では、サイレンアンプへのyelpの
スイッチボタン設定も止めてるようです。
目立つ音なので注意喚起にもってこい、としていた消防さんも、
泣く泣く使用を取りやめてる様ですね。

目立つ音といったら、消防のモーターサイレンが最強ですね。
しぶとい渋滞でも、モーターサイレンを鳴らせば途端にモーゼのように道が開きます。
東京消防庁などでは一般的な電子サイレンと、モーターサイレンの
二種類を標準搭載してるのだとか。


(さらに追記)
お仲間から、「西部警察の、あのアメリカのパトカーみたいな
サイレンも本物?」というご質問が。

こんなの(これは大都会のですが) https://m.youtube.com/watch?v=Js98Mjd6AYM とか、
こんなの https://youtu.be/bbKyMrNHy7c です。
こちらも。2:28付近。このサイレン、真夏の蝉みたいでウザい(笑)
https://youtu.be/gJ1O-GYA7gA

これは現実にはありませんでした。完全にテレビ、映画のみの創作です。
スタートは、西部警察の前身番組である、『大都会』からの様です。
いわゆるイエルプ音。本家アメリカとは音色の違う、
日本のテレビ向けのオリジナルSEです。このSE音は石原プロ関連の
ドラマを始めとして(ただし、太陽にほえろには使われず)、
当時のアニメや映画でも使われてます。映画『太陽を盗んだ男』
でも使われてました。
もし現実にこんな高音域のイエルプが使われてたら、緊走中の事故が多発してたでしょうね。
上の大都会の動画にも出てきますが、石原プロのドラマでは
本物の警察よりも前に、バー型の警光灯(パトライト)を劇用パトカーに採用してました。
「ドラマでアメリカのパトカーみたいにしてたら、あとから本物の警察が真似をした」と
石原プロの役者さん(良純さんとか)がバラエティ番組で言ってましたが、
イエルプもそんな感じだったのでしょう。

大門軍団のスーパマシンもイエルプ音
仙台編より 卸町とか45号線とかかな? https://youtu.be/WtexpoaqHek
宮城県警察にはファンファンサイレンはありません(笑)


ちなみに先のファンファンサイレンは、比較的早くから映画やテレビ
などに登場していたようです。昭和40年代後半の映画での
使用例があります。噂だと、「ピーポー(ピーポン)」サイレンを
普及、周知させたかった警視庁の意向も働いてたとか。
かつての刑事ドラマ「特捜最前線」「太陽にほえろ」「西部警察」「Gメン75」
などなど。後年は「あぶない刑事」や「刑事貴族」あたりまで。
踊る大捜査線の前あたりまでは、ファンファンを多用していたのではないかと。
微妙にファンファンの音に違いがあって面白いです。
反対に「ザ ハングマン」みたいにモーターサイレンのみ、なんて番組もありました。


(さらに追記)
救急車のサイレンで興味深い記事を見つけました。
救急車のピーポー音の開発元は(株)大阪サイレン
との事です。
(参照元)
http://www.siren.co.jp/topics/backnumber/archive.html

今や当たり前の救急車のピーポー音。こんな歴史があったのですね。
採用当時の盛岡市の救急車 https://youtu.be/9DEuZVtOt5g

ちなみに、救急車のサイレン音も時代やサイレンメーカーの違いなどで、細かい違いがあります。
みんなピーポーなので同じといえば同じなのですけども、
消防マニアの方いわく、進化の過程やメーカーの特色があって、聴いてわかるくらいに全然違うそうです。
何やら奥が深そうですね。



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Posted by ムラカミ at 12:35│Comments(8)法執行関係
この記事へのコメント
詳しいお話、大変勉強になりました。
当方、1998年から2001年まで東京在住だったのですが、
どこかで一度だけ「ファンファン」サイレンの音を聞いた記憶があります。
やはりあれは幻聴ではなかったのだと安心できました。ありがとうございました。
Posted by 通りすがり at 2017年05月04日 14:50
警視庁のサイレンですが、所轄署地域課(当時警ら課)の警らパトカーは「ファンファン」、面パトはモーターサイレン、その他のパトカー(自ら隊、交通機動隊)及び他道府県警はウー(電子)です。1970年代から90年代にかけて使用されていましたが、ファンファンパトカーが最後に製造されたのは平成元年3月で、最終型は20世紀が終わるとともにすべて廃車になりました。
Posted by 釈圭優 at 2018年09月07日 17:03
釈圭優様
詳しい情報ありがとうございました。
なかなか調べても見つからない情報でしたので、
お教え頂き、目から鱗でございます。

比較的遅い時期まで覆面車がモーターサイレンだった記憶があったのですが、
なるほど、そのような住み分けだったのですね。勉強になります。

コメントありがとうございました
Posted by ムラカミムラカミ at 2018年09月07日 17:52
平成2年頃、警視庁や自ら隊に電話で問い合わせましたが、ファンファンサイレンはまだ鳴らしていて、都費購入だけでなく国費購入のものにも付いていたようです。交機の車両にも付いていてたまに鳴らしていたようです。それに警視庁からサイレン音はピーポーという回答も頂きました。
その頃はウーサイレンアンプにファンファンサイレンアンプをテープ端子に繋いで使っていたようです。また当時Panasonicやクラリオンにも問い合わせてみたところ、昔はファンファンとウーは切替式だったようですが、赤色灯がバータイプになり、両社ともファンファン音は生産されなくなったようです。

実際三菱シグマのPCも鳴らしていたのをTVで見たことがありますし、警視庁だけでは納得出来ず自ら隊や所轄署に確認したので間違いないと思われます。
Posted by shin316 at 2021年02月03日 20:06
shin316様
大変貴重な情報、ありがとうございます。
そうでしたか、交機でも搭載していたのですか。
警ら部のみ、とかもっと広く使われていたとか、色々な話を聞いたことがありよく分からなかったのですが、
実際にお調べになられた情報、大変参考になりました。

国費車、都費車でどうなっていたのか気になっていましたが、ようやく知る事ができました。

ありがとうございました。
Posted by ムラカミムラカミ at 2021年02月04日 12:35
警視庁ファンファンサイレンの情報は未だに詳しく知りたいと思っております。
情報ございましたらアップ頂ければ幸いです!!!
宜しくお願い致します
Posted by shin316 at 2021年02月05日 21:58
最近ジャンプで始まった漫画でどういうわけか緊走中のPCのサイレンが「ファンファン」で描かれていたことに違和感を覚えて検索かけてこちらに流れ着きました。
概ね理解できました。ありがとうございます。

ジャンプは昨年の「鬼滅の刃」最終話でもファンファンで描かれていまして、作者さんは平成生まれと言いますから東京育ちだとしても実際に聞いたこともないでしょうし、ドラマもとっくに「ウー」に替わっている世代なのでしょうし、そもそも編集さんもほとんど聞いた世代でもないでしょうしましてや少年漫画誌なのだからメインの読者層の子供たちに至っては全くなんだかわからないはずなのでいったいなぜ?と首を傾げてる次第です。
Posted by 金沢南73 at 2021年02月23日 08:03
初めまして、私は神戸市在住の警察好きの
おっちゃんです。
ファンファンサイレンの思い出としては、
34年前に悪友2人と昭和天皇の誕生日
に、皇居の一般参賀に行った時でした。
主さんと同様に私は21歳でしたが
「うわっ!テレビの音と一緒やん!!」と
大興奮した覚えがあります、
確かに音はすれども姿が見えず、サイレン音が反響してファンファンと言うより
ヴァンヴァンと聞こえましたね!
懐かしいですね。
あと、これは新情報になりますが、
阪神大震災での、警察応援部隊の駐留先が
兵庫県警察学校(芦屋市)にもありましたが
、私の叔父の住むマンションが、
阪神高速倒壊現場沿いの約400メートル東側にありましたので、部屋の片付けに向かった時の事です、マンション7階の踊り場から倒壊現場を見ておりましたら、
警察学校からと思われるパトカーの車列が
サイレンを鳴らしながら近づいて来ました、まるで「西部警察」やなぁと思った
時に「ヴァンヴァンヴァンヴァン」??
ウソ!マジ!!兵庫県でその音??
叔父も珍しい音やなぁ!救急車か?と
聞いて来ましたので、警視庁のパトカー
の音やで!と言うと「あーそう言われたら刑事ドラマの音やなぁ」と
こんなエピソードがありました。
平成7年1月末頃だったと思います。
もしかすると、廃車予定の車両が駆り出されての、これが最後の現場運用だったのかもしれませんね。
その時にスマホがあれば貴重な映像が
残せたのにと・・
長文失礼しました。
Posted by メリーセブン3号 at 2021年03月04日 00:54
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