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Posted by ミリタリーブログ at

2018年03月11日

14歳のニセ警官 アメリカ

LE好きな私が「おっ!」となってから絶句してしまった事件を、アメリカから。


カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡の保安官事務所管内で同所の警察官(保安官助手)に
なりすましていた14歳が逮捕されました。サンバーナーディーノ郡といったら、例の
MINI14を装備しているSOだ。


押収品の画像からもわかる通り、なかなか本物をまねた装備です。さらには
祖父のSUV、フォードエクスプローラーを警察車両風に改造までしていたとの事。もちろん無免許。
これまでに最低2名の住民に警察官を騙り接触していたものの、それ以上の事件に
までは発展していない様。接触した住民は、14歳だともニセ警官だとも気づかな
かったとのことです。

(ABCニュース)
https://www.youtube.com/results?search_query=14years+fake+sheriff

なるほど、動画を見ると、これで家に乗り付けて来られたら、信じちゃうでしょうね。



押収された「コスチューム」。
キャップが安っぽいのですが(とはいえ実際にこのタイプも使われています)、リグはちゃんと
バスケットウェーブ。ラジオはモトローラのXTS5000で、これもLEあるある装備。ちゃんと
ハンドマイクにしています。銃はさすがに実銃ではなく、トイガン、ラバーガンみたいなの
だったそう。ほかにもARのフェイクガンまで。

日本の「LE」ゲーマーでは、たまに装備とか組み合わせが非常に残念な人がいますが、
この14才ったら結構観察してホンモノになりきっていますね(←不謹慎ですが)。


パッチもきちんとサンバーナーディーノ郡。バッジパッチも含めて、ebayで簡単に
手に入るとはいえ、いやはや。押収品にはSheriff、Deputy Sheriffのバッジもあったのだとか。


なんだかこのニュースを見て、もし私がアメリカに生まれていたなら、一歩間違えば同じ犯罪を
犯していたのではないだろうか、なんて思ってしまいました。俺も中高生の頃、映画やニュースに出てくる
LASDとかの制服、喉から手が出るほど欲しかったもんなぁ・・・(遠い目)。できればさらにマイナーな
ベンチュラ郡とかサンタクララ郡とかのほうが、なお良かった・・・。

14歳のこの子。人生まだまだこれからじゃん。ていうか、徘徊中に犯罪者に撃たれなくて良かったな、ホント。
現在は少年矯正施設に拘束されているとの事ですが、どうか更生して、良い人生を歩まん事を。
足を踏み外してキャッチミーイフユーキャンみたいな人生送るなよ!


さて、これが日本だと軽犯罪法の官名詐称、身分証を偽ると公文書偽造(行使)、などなど。
警職法がどうのと聞いたこともありますが、ちょっとそこまでは分かりません。
ずばりそのものもアウトですが、本物と間違えやすい容姿・名称もアウト(=どこまでを適用範囲
とするかは不透明)。「架空だからいい」と言っていた人がいたけど、それは間違い。どこからを
摘発するかなんて、当の取り締まる側の判断ひとつです。だから安直に線引きは出来ない。
警察官以外に消防や自衛官、政府、都道府県や市町村の機関職員などでも同様。

特にニセ警官(PM事案)は警察の信用を脅かすばかりか、公共の安全にかかわる事案であるため、
けっこうお巡りさんが本気になるって聞いたことがあります。信用が犯罪に悪用された例(こないだの博多の
金塊事件、三億円事件など)もありますし。
とある過激派のアジトからニセの警察手帳が出てきた(おまけに警察無線が解読されていた)瞬間から、
公安が総力を挙げて潰しにかかった、なんてこともありました。
上の14歳と同じようにニセ覆面パトカーで自主的に速度取り締まりをやって、本物に御用となった例もある
ようです。

これらの犯罪は一回やると、特殊な事案ゆえに一生お付き合いが続くようですね。  

Posted by ムラカミ at 21:32Comments(0)法執行関係

2017年08月13日

MINI14

お盆休み、何気に画像を漁ってたら、ロサンゼルス郡保安官事務所(LASD)らしきディティクティブか?
と思ったのですが、どこの人たちかは不明。渋~いルガーMINI14を持ってる写真が出てきました(あるいは
どこかのカリフォルニア州内の郡保安官事務所かもしれません・・・)。



ロサンゼルス市警察は潤沢な予算を背景に、パトロールの警官はM4カービン、メトロディビションなどでは
HK416などを配備していますが、一方でロサンゼルス郡保安官事務所は予算が厳しく、911以降も
パトロールライフルはルガーMINI14を使い続けていたようですが・・・。
写真を探すとM4(なのか、クローンなのか)を持っているディピュティがいる様ですが、まだまだルガーは現役・・・???
今はどうなんだろう、もしかしたらM4に更新が進んでMINI14はもう過去の話???
ついこないだまで、普通にイサカM37がパトロールショットガンだったしね。


こちらはM4装備のディピュティ。最近採用のM&Pをホルスターに収めています。

この人たちはしっかりM4持っていますが通常装備なのでSEBじゃないっぽいですね。パトロールのディピュティかな?

これは・・・ギャングの押収品の様です。







中にはレシーバーがシルバーのものもあり、往年のテレビドラマ、特攻野郎Aチームをついつい思い出してしまいます。

そういやフランスの共和国機動隊も、未だに現役で使ってますね。

何だかかっこいいな、と思い、ふとエアガンって無かったっけ?と調べてみると、
いにしえのカートの時代にマルゼンが出したきり。

まあ、こんなの出しても売れないわなあ。
そういや昔、高校生の頃にサバゲをやってた時に、「兄貴のお下がり」とか言って
当時ですら時代遅れのマルゼンのMINI14を手に、フルオート相手に果敢に戦ってたヤツがいたっけ・・・。


これをずっとLASDと間違えてたんだけども、よく見るとヘルメットの塗装が違います。どこか他の郡。
ショルダーパッチの形からしてサンバーナーディーノ郡?





これらもサンバーナーディーノ郡かな? ロサンゼルス郡じゃないっぽい・・・。レシーバーはギラギラクローム。



こちらは同じカリフォルニア州の、何処かの郡みたいですね。
ギラギラにシルバーなレシーバーがかっこいいです。



これは・・・どこだろ?



いやぁ、こういうレトロなのいいなぁ。

マルゼンのエアガンか、CMCかハドソンだかで出してたモデルガンベースに
電動ガン組み込むしかないかなぁ・・・。  

Posted by ムラカミ at 17:20Comments(2)法執行関係

2017年01月15日

ポリスのランニングマンチャレンジ

今さら感がありますが、昨年2016年に流行ったものの中に「ランニングマンチャレンジ」なるものがありました。

流行ったのが去年の夏前くらいの事でしょうか。当時はニュースを見て「ふーん・・・」くらいに思っていたのですが、最近、
ふとしたきっかけでYoutubeを見てたら、アメリカの警察がアップした画像が次々と出てきて、これがなかなか面白い。




日本ではあまり馴染みがないようなのでランニングマンチャレンジについて少し・・・。

発端は授業に退屈していた二人の大学生が、暇を持て余していたので一人がMy Booを歌い、もう一人がそれで踊り、その様子をyoutubeにアップしたこと。
そこからじわじわと火がつき、次のルールでバトンを渡して投稿していくのが流行るようになりました。 ルールは①1995年の曲Ghost Town DJ'sの”My Boo"を使ってランニングマンで踊った様子をyoutubeにアップすること
②動画の最後に次に踊る人を3人指定すること  ・・・マネキンチャレンジとかアイスバケツチャレンジ、HAPPYビデオみたいなもんですね。

Ghosttown DJ'sのMy Booはこんな曲。



そして、ある時ニュージーランド警察が指名されたところ、なんとキレッキレのダンスでホントにやっちゃってくれました。

さらに、次に彼らが指名したのが「世界中の警察」。
お隣のオーストラリアの連邦警察AFP(こちらもキレッキレ!) https://youtu.be/lxZO_crClWk や、スコットランド警察学校 https://youtu.be/zTZv9Zn31Dk など
世界中の警察が、制服姿の警察官が踊りだす様子をアップしています。
https://youtu.be/DJnqS0vQFNk



本家アメリカでも各自治体警察がアップしています。


ブルーの制服のマイアミ市警察。サラッとマイアミサウンドマシーンのコンガ!が出てくるあたり、見事です。マイアミ市警察のVlogの一環の様ですが、
マイアミバイスを思い起こさせる、ニヤッとしちゃうロゴが素敵です(動画の一番後ろに登場)。

大都市圏から。
ニューヨーク市警察 意外とシンプル
  https://youtu.be/xzdDYktqfRo
アトランタ市警察
  https://youtu.be/CRSyclcFiHE
ピッツバーグ市警察
  https://youtu.be/DdT7MAy5IYA
デトロイト市警察
  https://youtu.be/_gkbfBpcAtg
シンシナティ市警察 途中のブレイクが見事です
  https://youtu.be/m_QGHMD_FTs
ダラス市警察
  https://youtu.be/Jo2CtrIzOVU
ヒューストン市警察
  https://youtu.be/CXFyT3hMA9A
ノースマイアミ警察 土地柄、カリビアンなブレイクが入ります
  https://youtu.be/w49xKsAae1k
マイアミデイド警察 マイアミバイスでおなじみ 途中、懐トラックのRob Base & DJ E-Z Rockがカッコいいです。からの、ピットブル!
  https://youtu.be/l0nErSiFQ4c
ロスアンジェルス市警察 こちらは意外とあっさり
  https://youtu.be/fIi4KDxLiPo
ロスアンジェルス国際空港警察
  https://youtu.be/UKVBi5qYQ4I
ロスアンジェルス郡保安官事務所
  https://youtu.be/hBWRPwtVO60
ハリウッド警察
  https://youtu.be/LZVBfaJ6S84
ロングビーチ警察
  https://youtu.be/lzeOUAWQu8I
サンディエゴ市警察
  https://youtu.be/EUaLX_NrLjI
サンディエゴ郡保安官事務所
  https://youtu.be/GfCOZ1qshSg


大体の場合、ドラマ仕立てで上司に隠れてこっそり始まるパターン、チャレンジが回ってきて上層部が頭を悩ませているパターンで、
その後無線で一斉に連絡、始まると会議の書類をぱーっと放り投げて皆で踊りだす、警察本部や市のホール前、スタジアムに全員集合、
最後にチーフやコミッショナーが登場、っていうのが多いですね。そしてそれぞれの警察組織で色々とネタを入れてきます。
SWATやBOMB UNIT、K-9なども普通に装備を付けたまま踊ってるのが楽しいです(とっても重そうだけど・・・)。

さらに地方の警察を。地方の警察は、よりネタを凝らしているようです。
オクラホマ州オクラホマシティ警察 マイコー(マイケル・ジャクソン)が!
  https://youtu.be/xcg9eR6IvZg
フロリダ州ハランダールビーチ警察
  https://youtu.be/i6XGFK57IwM
フロリダ州デイビー警察
  https://youtu.be/OPiu2uWxis8
フロリダ州ミラマー警察 映画の立籠りシーンでよくある、直通電話を投げ入れてネゴする場面からの展開
  https://youtu.be/aER0RC1RHmA
アリゾナ州ファーミントン警察 「アメリカンアイドル」風な展開
  https://youtu.be/AqKCifVbyzo
テキサス州ルイスビル警察 オープニングがまんま「COPS」! アメリカあるあるネタですね。途中、テイザーが! 
  https://youtu.be/7s391GrXnM4
ジョージア州ノークロス警察 こちらも「COPS」
  https://youtu.be/mMx15jIwupQ
ノースカロライナ州ダーラム警察 途中、Before I let go が入ってくるところがカッコいい
  https://youtu.be/7W3FQpcJ8FU
ノースカロライナ州ラリー警察 カントリーのアレンジが入ります
  https://youtu.be/XL9kgDccSHY
カンザス州ウィチタ警察爆発物処理班 とにかく重そうです・・・
  https://youtu.be/uDb1ORTkaHw
ミネソタ州ミネトンカ警察 鉄板のドーナツネタ
  https://youtu.be/QMGG-weRJgA
カリフォルニア州オレンジ郡保安官事務所
  https://youtu.be/C8VZZqq4Z9I
ニューメキシコ州サンファン郡保安官事務所
  https://youtu.be/EWA_GDi1xmk
アリゾナ州ピマ郡保安官事務所矯正局 これ、もはやMy Booじゃなくてジャスティン・ティンバーレイクなんですけど・・・
  https://youtu.be/_F3IGLVi1c4

いっぱいありすぎて把握しきれていませんが、なかなか楽しいです。制服やバッジ、装備も色々ですね。パトカーのカラーリングもさまざま。
地域で制服の色やショルダーパッチに傾向みたいなものがあるのも見て取れます。
にしても、どこの警察にもダンスが上手な人がいるものです。文化の違いなのかノリもいいし楽しそう。
何日か見ていた中で、州警察とか連邦機関、特殊な警察機関のは見つけられなかったのですが、もしかしたらあるのかもしれませんね。






まさかと思って日本のおまわりさんのも探しましたが、ありませんでした。  

Posted by ムラカミ at 16:55Comments(0)法執行関係

2016年08月13日

次世代M4 11.5in TROY TRX






TROY TRX仕様にしてみました。

手持ちのどノーマル次世代M4をFEDERAL MODELにしてみたくて、11.5インチのアウターに交換してみたのですが、なんだか物足りない。
目指すところ、FBIのエージェントがよく使ってるスタイルだったのですが、バレル交換だけではなんだかイマイチ。

てことで、FBIの画像で見かけるようになった細いレイルにしてみたくて、TROY TRX 9インチ(MADBULL製)を装着。
ハイダーは元のまま。ストックはMAGPUL CTR(レプですが・・・)にしてみました。

お手本はこちらの画像たち。


オレゴンのミリシア事件から。最近のFBIのM4、塗ってるのを見かけるようになってきました。私は怖くて塗れない(笑)。


FBI SWAT、サンタクララのスーパーボウルの警備時。はっきりと見えないけども、おそらく細いレイル。
それはそうと、ここ最近のLE関係のスタイリング、さらにミリタリー寄りになってきましたね。


こちらはHRT。




FBI SWAT





FBI SWATがよくPEQを載せているので、FMAのLA5を。バッテリーを収納しています。上下で浮いてるのはご愛敬(折を見て直してみます)。
ネジの所にガンメタで色差しするとリアルになります。バッテリーは細いLi-Poなら無理やりTRXの中に収納できなくもないのですが、
やってみたら丸穴から向こう側が見えなくなって、なんとなくスマート感に欠けるような気がしたので、あえて外出しとしています。


下側をくりぬいて、バッテリーコードを通しています。



個人的な好みで、GG&GタイプのスリングプレートにブルーフォースギアのU-Loopでスリングをつけています。



この銃は前回のゲームから投入したのですが、どノーマルのM4のレングスに慣れていたため、11.5インチがすこぶる取り回しやすい♪
たった3インチの差なのに、こうも違うのか、と。細身のハンドガードもスッキリで、取り回しが楽になりました。
ダイヤモンドバックのDTACと一緒に一枚。




といいながら、またちょっと経ったらノーマルなM4が恋しくなってしまいそうな気もします・・・
で買って、しばらくしたらまたいじって・・・ (M4の無限ループ)  

Posted by ムラカミ at 16:09Comments(2)法執行関係エアガン

2016年03月26日

スペイン グアルディアシビル(治安警察) ジャケット

ebayでスペインのグアルディアシビル GUARDIA CIVILのジャケットを落札。届いたので早速・・・





写真だと色が今ひとつわかりませんが、グアルディアシビルの
色である、モスグリーンのボディ。
ゴアテックス・・・なんていう高級素材を使っている訳もなく、
ナイロンの普通のジャケット。背面にはリフレクトの文字が入ります。
襟には収納式のフード。


グアルディアシビル、和訳すると治安警察とか治安警備隊になるようです。
ヨーロッパによくある、国家憲兵隊です。

平時の治安維持と、有事には軍事作戦も行う組織。
フランスのジャンダルムリ、ドイツの連邦警察(旧国境警備隊)、
イタリアのカラビニエリなどと同じような性格の組織です。
領海、国境警備から郡部の警察業務、対テロ、税関入管業務、刑務所警備、果ては猟銃の許可管理までなど
多岐にわたり活動しています。
治安維持活動で海外に派遣されることもあります。


アフガンのグアルディアシビル。準軍事組織であることがよくわかります。


国家憲兵隊は中世の貴族軍隊の名残りであることが多く、スペインのグアルディアシビルは
平時やフォーマルなユニフォームに独特なデザインが見られますが、
このジャケットは出動服の様なものなのでしょうか、極めてシンプルです。


胸にはラバーのランクパッチ。イタリア、フランスと比べると簡素な作り。

肩には国旗


ボタンはマーク入り。ジッパーのフラップにも組織名が入ってます。




もう一点、別な国のも。

こちらはオーストリアの旧 連邦憲兵隊、BUNDESGENDARMERIEのジャケット。
あの特殊部隊コブラを有していた組織です。



背中の組織名は、アメリカのレイドジャケットの様にベルクロで取り外しができます。






⇧連邦憲兵隊の頃のもの

この組織、2005年に連邦警察 BUNDESPOLIZEIに統合されました。
制服もドイツみたいに青色に変わってます。




ebayを見てると、ついつい散財してしまいます・・・  

Posted by ムラカミ at 11:38Comments(3)法執行関係装備小物

2016年02月27日

警視庁のPCサイレン

今日はミリタリーと全く関係ないですが・・・



二時間ドラマによくある光景。

クライマックスは、景勝地の海岸。
断崖絶壁にたたずむ一組の男女と、その向かい側にはうつむいた女。
推理趣味の女将(片平なぎさ)と、その幼馴染の探偵(船越英一郎)が、ついに真犯人を追い詰めた。
こらえきれず、涙ながらに事の次第を自供する女。
一通り話し終えたころ、おっとり刀で駆けつける、地元警察の凸凹刑事コンビ(西岡徳馬 + 渡辺哲、六平直政、でんでんなど・・・)。
近づいてくるパトカーのサイレン。
ファンファンファンファン・・・

あれ、このサイレン。日頃よく聞くパトカーのサイレン(ウ~)と、違う。
少し前の定例ゲームの折、お仲間とこのサイレンの話になりました。ファンファンサイレンって
実際には存在しなくて、テレビや映画のなかだけなんじゃないの? って。
なので、今回はこのサイレンについて少し。








音でいったら、こんな音
https://www.youtube.com/watch?v=ap1lHuH-Tmc
こちらは貴重なサイレンアンプの動画
https://youtu.be/vglSqYiV0s4


このサイレン、過去に実在していましたが、今は使っていません。
事の始まりは昭和40年代。当時のパトカーのサイレンは今と同じ“ウ~”音でした。

当時はモーターサイレンが主流だったので、電子サイレンの現在とは音色とか周期が違いますが、
“ウ~”自体は同じようなもの。
しかしながらこの“ウ~”音、当時はうるさいとか、空襲警報みたいで嫌だとか
苦情が色々あったようです。当時の都知事がこの音を嫌っていたなんて話もありました。

そこで、警視庁が独自の音を開発して、1970年ころに新しいパトカーサイレン“ピーポー(ピーポン)”を採用。
これがファンファンサイレンです。何種類かのサイレンを試作し、音響関係や文化人、都民などにも意見を
聞いて、選定したようです。
採用当時、警視庁では“ピーポー(ピーポン)”と呼称していたのですが、上のyoutubeで聞く限り“ピーポー”では
ないですね(笑)。
電子音なのでなかなか音をあらわしづらい。さらにはその少し前から救急車もピーポー音に変わり、こっちは
文字通りのピーポーとして世間に浸透してしまっていました。ピーポーと言われると救急車のサイレンを連想
しちゃうので、警視庁の呼称“ピーポー(ピーポン)”はいろいろと紛らわしかったようです。
現場の人はファンファンサイレン、ホゲホゲ(ホガホガ)サイレン、警視庁サイレンなどとも言っていたようです。

ちなみに全面採用は警視庁(東京)のみ。
その他、大阪、京都、神奈川などで、ごく一部試験採用されたなんて話もあります。それ以外の地域、こちら宮城や福島など
地方の人間からするとなじみがなく、「テレビの中だけ」となってしまいます。

個人的な思い出ですが・・・子供のころ東京へ行った際に、目の前を三菱シグマの白黒PCが本物のファンファン
サイレンを吹鳴させながら通過していったのを鮮明に記憶しています。「すげぇ、ドラマとおんなじだ!!」と大興奮。
子供のヲタクは、今や本物のヲタクに・・・(笑)。

さらに余談ですが、85年くらいの列島警察24時で、北海道警察の白黒PCが事故現場へ緊走するシーンで
ファンファン音だった記憶があります。道警でも採用していたのか、あるいはもしかするとテレビ局の編集で、
後からSEを“盛った”のかな・・・?

当時のテレビは、こんな感じで音を盛ったりもしてました
日本列島縦断警察24時 91年 オープニング 冒頭の北海道警察のセドリック
https://youtu.be/q_A-UxhfYcw



これはホントの音みたい。警視庁二機捜四谷分駐 86,7年頃?
古き良き頃の警視庁の方面系無線が聴こえてきます
https://youtu.be/lb4hE-TXGGI

警視庁二機捜早稲田分駐 79年 ※なにぶん昔の番組ゆえ、
ショッキングな画像が流れます ご注意を
https://youtu.be/0SvuiuZigog
当時の警察24時といえば、ナレーションは田中信夫さんか久米明さんが鉄板でした。

さらに、貴重な当時のオープニング
https://youtu.be/YTYVSVmvVV8
https://youtu.be/SJQJSCVjxog


昭和57年の日航機羽田沖墜落事件。こちらはフジ。ニュース記録映像から。
冒頭に、おそらく機捜隊と思われる覆面車が一瞬。
機動隊の警備車の緊走はモーターサイレンですね。
https://youtu.be/r02h1thokcc


このサイレン、採用時には当時のモーレツ警視総監だった秦野氏のゴリ押しがあったようで、現場受けは
だいぶ悪かったようです。

佐々淳行氏の著書『日本赤軍とのわが「七年戦争」 ザ・ハイジャック』にこんな記述がありました。

(以下、引用)
 その頃、新しいもの好きの秦野章警視総監が岡本太郎画伯の助言を取り入れて、
 「警視庁のパトカーのあのウォーッというサイレンは文化的ではない。欧州のパトカーは、ピーポー、
  ピーポーという優しい音を出す。あの狂ったようなサイレンは全車取り替えろ」
 と言い出し、殆どの部下全員の反対を押し切って「ピーポー」に換装してしまっていた。
 いざ、羽田へ急行ということで「ピーポー、ピーポー」とパトカー君は緊急自動車のサイレンを鳴らすが、
 ドライバーたち、どかばこそ、誰もバカにして道を開けない。

(中略)

 「だから、あの時、警視庁の代表課長会議でオレはピーポーに反対したんだ。いわないこっちゃない」と。
 後部座席で憤慨してると、運転の巡査が「・・・ということなら、奥の手を使いますか」と呟いて、
 ダッシュボードの奥に手を伸ばした。何するの?とみていると、隠しスイッチを探り当てて、オンにする。
 すると「ピーポー」は忽ちとまって、昔懐かしいウォーッというパトカーのサイレンが鳴り始めたじゃないか!!

(中略)

 すると、大渋滞していた車たちが、右に左に無理に車寄せして、パトカーの通り道をあけてくれるではないか!!
 「ありがとよ、よく古いの、とっておいてくれたな」と、運転の巡査に礼を言うと、
 「あんなポンカン、ポンカンじゃ誰もどきやしませよ、やっぱりウーウーに限る」と運転の巡査も上機嫌。

(引用ここまで)


音色に威厳がないばかりか、ファンファンサイレンを使用しての緊急走行時には事故が多発していたようです。
音自体が聞き取りづらいのに加え、市街地では音が建物に反射するとどこからパトカーが近づいてくるのかが
分からなくなったのが原因のようです。
さらには時代と共に自動車の気密が向上していくにつれ、独特なファンファンの音は車内に伝わりにくくなったのも影響した様です。

運転している警察官も怖い、周りのドライバーも聞きづらい。でも上からは「使え!」と言われる。ということで
しばらくするとファンファン音と”ウ~”のサイレンを同時に吹鳴するようになりました。
先の警察24時の機捜隊の動画なんかは、まさにソレ。

このファンファン音、地域部(旧外勤部、警ら部)の各警察署白黒パトカー、自ら隊PC、刑事部~機捜隊の覆面車
だけが使っていたとか、交通関係や警備公安関係(機動隊など)では断固拒否されて使われなかったとか色々と
話があるようですが、さて実際は・・・?

80年代? トラ箱 警視庁鳥居坂泥酔者保護所
https://youtu.be/TW8mA1OjCUo



さて、問題があるものはやがて淘汰されてしまいます。このファンファンサイレンも平成元年頃に使用を取りやめる
こととなりました。
当時の新聞にその記事があり、それについてコラムニストの泉麻人氏が、“(新聞記事中の)パトカーのピーポー
やめます”、ってピーポーは救急車じゃないのか? “さらにはホゲホゲとも聞こえるというこの音を・・・”って、
そんなサイレン聞いたこともない。いったい何のことだ? といったことを著書に書かれておりました。
普通、新聞読んだら警察がピーポー?ホゲホゲ???ってなりますよね。全く分かりづらい。


実際には平成4年ころまでは使用されていたようです。
「平成4年東京永田町 首相官邸右翼車両突入事件」
https://www.youtube.com/watch?v=jncEWtGWUuE&list
(1:55付近) https://youtu.be/T4vV_EdksNM

2000年の中央道 日の出暴走阻止
https://www.youtube.com/watch?v=DtioYC1hPYw&index=40
4:04あたりで一瞬。 こんなに最近まで??? なんだかこれはテレビ局で盛っているっぽいですが・・・




さて、長々とファンファンサイレンについて書いてきましたが、いろいろ調べているうちに衝撃の事実を知りました。

救急車のピーポーサイレン、あれってサイレンでは無いそうです。

厳密には・・・という意味でですが。
道交法上では緊急自動車は“ウ~”音のサイレンだけ。そのため、救急車のピーポーは規定外になってしまします。
しかしながら、搬送している傷病者にウーウーいうサイレンはきつい、という理由で特例として優しいピーポー音を
認めているそうです。
となると、警視庁のファンファンサイレンも特例、って事でしょうね。
ちなみに救急車の交差点侵入時などの“ウ~”は1987年ころからだったと記憶していますが、やはりピーポーが
聞き取りづらく、交差点での事故が多かったからというのが理由になります。

こっちの本家ピーポー音、救急車の他に血液輸送車や医療関係の緊急車両で使われていますが、
90年代後半のJR東日本の保線用緊急車両でも使われてました。
栃木の宇都宮で、夜中に頻繁にピーポーピーポーと聞こえて、
救急車かと思って見てみると、白いハッチバックのバンのドアには緑のJRマーク。もちろん、緊急車両として赤色
警光灯を点滅させています。そばでは作業服姿の保線員が踏切トラブルに慌ただしく対応していました。宇都宮線
が止まっちゃう様なトラブルらしく、あっちの踏切からこっちの踏切へと、せわしなくピーポーピーポーと行ったり来たり。
これにはビックリした思い出がありますが、後にも先にもJRのピーポー音を見たのはこれっきり。\その後、他の地域
にて何度か目撃したJRの緊急走行では、パトカーとおんなじウーウー音になってました。
件の宇都宮のJRピーポー音、もしかして消防向けのサイレンアンプを積んでて、使わないはずのピーポー音の
ボタンを押してたのかな?


救急車 最近は変わった注意喚起サイレンが出ているようです パトライト社のアンプに標準装備? なんだかNYPDみたいです
https://www.youtube.com/watch?v=mKGcQXOvgRc&ebc=ANyPxKqgYioFkZApjl3xSDSScxq6w30vTy10YMN89NzhTAIFu4J2zoevSlKZVcoo7YlRGYxHQpg4_pKmAXOjbOkdiN8qCJzMmg

さらにはアメリカみたいなYELP音の消防車、救急車も出てきています。こちらも主に交差点などの注意喚起用。
結構、各地の消防で使われてるみたいですね。
千葉 野田市消防
https://www.youtube.com/watch?v=Ah-kL1Cgvng
これって西部警察みたいですね。


そのうち、警察もYELPを使い出したりして・・・  続きを読む

Posted by ムラカミ at 12:35Comments(8)法執行関係

2015年07月05日

LE風な?写真






少し前ですが、皆でとあるところまで遠征して来ました。


そのフィールドに壁がとなりあって狭くて暗い場所があり、写真取ったら市街地みたいで
イイ感じじゃね?ということで、急遽撮影会とあいなりました。

プロ機材をお持ちの方に撮っていただいたら、雰囲気のある写真になりました。
まるで治安の悪い地区でのオペレーションみたいです。


ちなみにメインはサバゲです。





暗くて狭い場所が気に入り、ずっとそこにいたので終始ハンドガンのみ。
間合いが近いので、まるで市街戦の様です。昼でもほの暗いので、ここぞとばかりにTLR1(ライト)も活用。
STARKのG17 gen4、いやいや調子の良いこと。ガツンガツン動きます。
長物を持った人たち相手に戦果を上げることが出来ました。

この狭いエリア、普通のサバゲではなかなか出来ない制服警官の格好(ロス市警とか)なんかでも良さそうです。
欲しいなぁ、制服・・・  

Posted by ムラカミ at 21:59Comments(1)法執行関係

2015年05月05日

サファリのデューティホルスターをドロップダウン化



LE装備の際に長く使ってきた私のオートロックホルスター モデル#6365。

最近見た画像でDUTY HOLSTERをドロップの位置(腰ホルスターの#6280とか#6365とかと、今や定番のレッグホルスターの
#6004との、ちょうど中間くらいの位置)にしている私服LEがいてかっこいいなー、なんて思ったので、ドロップ仕様にしてみました。


使うのはサファリのDrop Flex Adapter # 6004-25です。これと交換することで
ドロップ仕様に出来ます。ちなみに#6004や#6280はもちろん、#7280などのクイックロッキング
のシリーズにも使用できます。


こんなのがセットで$60~$80くらい。


背面には六角レンチが収納されていました。


いじる前の状態の#6365


ベルトループを外して・・・



代わりに#6004-25を取り付けます。



完成。アメリカではこの状態でキャリーしている制服警察官もいます。


#6004のようにずり落ちてきたり、走りづらかったりも無く、便利です。好みもあるのでしょうが
このくらいの位置が使い勝手がいいのではと思います。タイベルトのところにバッジを付けてみたいですね。


おんなじドロップの仕様で、#6280のFDEカラー(#6280-8321-551 + #6004-25-55)なんてのも良さそうです。
TLR対応でも#6280のほうがデザインがスッキリしてるんですね。




中身も変わりました。マルイに代わり、STARK ARMSのG17GEN4です。
安心のセラコート仕様・・・あれ、ホルスターで摺れて角がハゲかかってきたぞ!?
サイズがリアルなSTARK、マルイのように実銃ホルスターで渋くなることも無く、軽く感動です(実銃より太いマルイ用には
実銃のGLOCK20用をもちいる、という暗黙則があるのを知りませんでした)。

マルイのグロックはあれやこれやとパーツをつぎ込んでたのですが、STARKのはマルイのそれよりも
調子がいいです。下手にいじるところは無いのではないでしょうか。
とりあえす、XSのビッグドットサイトに交換。サイトは実物サイズのがポン付けでした。




同時期に勢いでBLADE TECHのFNX45用も購入。ここのホルスターはカッコいいですね。FDEの銃にはFDEのホルスターを。
フラップのロックの仕方がサファリに慣れてるためか違和感がありますが、ボタンを横にグイと押せば、パチンとスプリングの力で
開きます。初のブレードテック製ホルスターでしたが、出来が秀逸、引っかかり無くスムーズにドロウできます。
フラップは・・・慣れかな? すこし練習が必要かな?


ますます暖かくなり、眠っていたガスガンが本領を発揮する季節となりました。
さぁ、次回のゲームは・・・LEでグロックといきたいところ。  

Posted by ムラカミ at 16:46Comments(0)法執行関係装備小物

2013年04月27日

スワッティングなるイタズラ

ここ数年、アメリカでSwatting(スワッティング)なるイタズラが流行っているそうです。



警察にニセの通報をして、警官隊やスワットを出動させ、ターゲットに送り込むイタズラ。
目的は、ターゲットに嫌がらせをするため、警察をからかうため、それから警察が出動するところを見たいため・・・





ターゲットになるのは学校の同級生とか、逃げた彼女とか、ネットで揉めた相手とか、ハリウッドセレブとか。

ほんとにあった話の一例だと・・・
ネットで悪質発言を繰り返したユーザーを締め出した管理人が、逆恨みされて「お前ん家にスワットを送ってやんよ!!」と、いつもながらの
決めゼリフを浴びました。まぁ、よくあることと流してたら、ある朝、本当に真っ黒なヘルメット集団が踏み込んできたそうです。

「通報しますた (ニセだけど)」が現実に・・・




物音に目覚めて外見たら、こんなのが自分ちの庭先にパトライトフラッシュをチカチカさせながら停まってたら。そんでその周りに
M4構えた重装備の特殊部隊が全員こっち向いて、今にも突っ込んで来そうだったら。
写メ撮ってミリブロに・・・・じゃなくて、マジでビビりますわ。



アメリカの警察は自治体などで組織が異なるのでルールは一様ではないのですが、通報で「立てこもっている」「無差別に銃を撃っている」「人質」「錯乱」
「人が倒れている」などの条件・キーワードが揃うと、ガセだろうが問答無用で警察特殊部隊の出動となるそうです。
それを逆手にとって、イタズラする側は、確実に特殊部隊を送り込むための方法をネットでやり取りしたり、スワッティングマニュアルなるものもあるそうです。

ジャスティンビーバーやトムクルーズ、アシュトンカッチャーなどのハリウッドセレブもターゲットに。
「ダーティハリー」のクリントイーストウッドもやられたそうです。幸い留守中だったので、“44マグナム”が火を噴かずに済んだそうで・・・



セレブ宅に突入する、制服・私服混成のLAPD警官隊と、犯人に間違われた庭師。
もちろんスワッティング犯の仕業。その一部始終がヘリ中継されました。


ターゲットは警察自身にも。


ロスのコリアタウンに停車中のLAPDのパトカーに爆弾を仕掛けたとの通報で大騒ぎに。
これらのスワッティング行為は社会問題となっており、さすがの警察も業務に重大な支障をきたしているために厳罰で臨んでいるそうですが、
なかなか犯人の特定とまではいかないようです。





これがアメリカではなくロシアだったら・・・


  ↑ 煙モクモク(笑) 「出ろや、ゴルァ!」

    こちらの方は隣国ベラルーシのKGB。KGBってだけで、なんだか悪そうです。


 「この、ジャーナリストめ!」


これは・・・ 中学時代の怖い先輩(現無職)よりもタチが悪い



こんなお国柄です。OMONとかアルファとか、悪そうな方々に 手荒に扱われてしまいます。 たとえガセでも、後から「無かったこと」にされるので大変です。



こんなのに押さえつけられたらトラウマになって、一生K6ヘルメットの夢を見そうです。





日本ではいきなり銃対班とかSITとかってことは無いけども・・・



「警視241から警視庁」
「警視庁から241、どうぞ」
「受理番号***番、××町不審者訴えの件現着、すでにPB員が人着相似の者、男一名を確保の上、問答中」
地味にリアルにこういう画が一番こわい(笑)

  

Posted by ムラカミ at 22:23Comments(6)法執行関係

2013年03月02日

ポリスパッチ (2)

またまたポリスパッチが届きました。


ICE(連邦移民税関執行局)です。9.11以降に再編された機関で
主に不法移民に関する法執行事案を取り扱っているようです。
左からデトロイトの麻薬グループ、マイアミのSRT=特別対応(戦術)チーム、
ICE-FPSのバッジパッチです。

ICEはこんな人たち
参考までに http://news.militaryblog.jp/e413986.html


恐らくIEC傘下のFPS(federal protective service)という、連邦施設の警備を
行う機関の人達かと。P90を持ってるのがカッコ良いですね。



シカゴのSRT


フォートベニングで訓練中のSRT。こっちはカーキ色


こちらはサンディエゴのSRT。3Cデザートです。
装備から、00年代前半くらいでしょうか。




お次はFAMS(連邦航空保安官)。エアマーシャルです。
武装した上で、お客のフリして飛行機に乗って、ハイジャックなど事が起きたら制圧にかかる執行官です。
なかなか人目に触れない機関ながら、デザインは鮮やかで素晴らしいですね。
上のマイアミ支局は、どっからどう見てもマイアミ、ってデザインです。

レーガン政権時代からFBIが(その後、別機関で引き継いだとも言われていますが、よく分かりません・・・)
エアマーシャル(スカイマーシャル)任務を行っていましたが、9.11以降、本格的にDHS傘下に専任機関として
発足しました。大規模にエージェントを養成し、噂では米国籍の商用国際機には、9割以上の確率で執行官が
乗り合わせているとかなんとか。
任務中のエージェントの姿はトップシークレットなので、写真は見つかりませんでしたが、訓練中の写真を。

奥に訓練生。犯人役「撃つなよ、ゼッタイに撃つなよ」 (c)ダチョウ倶楽部 の絵。



続いてCBP(税関国境警備局)です。こちらもDHS傘下の機関です。
アメリカに入国する際には、このパッチをつけた態度の悪い職員にお世話になります。
かつての合衆国税関と国境警備局を統合した機関です。
トム・ハンクスの「ターミナル」でも、このCBPがたくさん出てきました。



国境付近のCBP取締官と州兵。オバマ政権で麻薬密輸の取り締まりを強化した反動で、
重武装の越境者が増えて、かなり治安が悪くなっているそうです。

DEAとのタスクフォース。
手前味噌ですが http://danza.militaryblog.jp/e408888.html  ・・・お粗末



つぎはローカルポリス(自治体警察)です。

左はマサチューセッツ州(←言いづらい)セーラム市警察のサブデュードパッチ。
魔女伝説のある土地柄のため、なかなかかわいいデザインです。

お隣はワシントンDCのダレス国際空港の警察。こちらも素敵なデザイン。
「ダイハード2」の舞台です。


「ダイハード」、樋浦勉もいいが、私は文句なしに野沢那智派。 村野武範は論外・・・ おっと脱線。
マクレーンの隣にいるロレンゾ署長が、ダレス空港警察。劇中のパッチは、警備会社みたいなカッコわるいデザインでした。
この後、スチュワート大佐が・・・

こちらは本物のダレスの警察官。



バッジパッチ。
左からロスアンジェルス郡保安官事務所、FBI、ボストン市警察。CLASS BユニフォームやIDジャケット、ベストなどに使うようです。



以上、海の向こうの法執行官に、敬意と無事を祈って  

Posted by ムラカミ at 19:53Comments(2)法執行関係