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Posted by ミリタリーブログ at

2014年03月30日

オメガ7

今日、本屋さんに行ったらオメガ7の最新刊(4巻)が出ていました。



待ってました、最新刊!!
出るの知らなかったので、並んでたのを見てビックリ。こりゃ嬉しいですね~。

早速買って読んでみると、つい先日(先週)のSATマガジンに載ってた回がすでにこの4巻にも。
さらにはそれを追い抜いて、その先の話まで!
通常の漫画の単行本は、連載の半年遅れとかで収録されていくものばかりなので、これもそうなのかと思ってたら、
なんと「進んだ分」は単行本に書き下ろしされていたとの事。



「ナカムラ、貴様ァ!!」 BLAM! 「くそ、いつか殺してやる」  佐藤、中村コンビは相変わらずのニヤリな展開。

”「見る小説」のつもりで、表現できる限りのものを描いています”と、あとがきに先生が記されておられました。
先生の作品は、描写している物や姿でその背景の見えない部分やいきさつを示したり、音だったり温度だったり
振動だったり光だったりと本来無いものを、漫画を使ってまるでそこで見聴きしているかのように作り出し、
そして作品が息吹をもって動き出します。
なので、読むたびに新たに表現に気づき、また少しづつ世界が変わっていくような、そんな気がします。
わたしは漫画は通常1回読むとしばらく読み返す事はないのですが、先生の作品はいつも繰り返し読みをしてしまいます。


私の周り(ゲーム仲間)でもファンは多く、よく無線のコールサインがバットカルマとか守護天使とかになったり、
某チームさんでは笑ってしまうほどソックリに姿、装備を揃えられたりもしておられました。
みんな、きっともう4巻買ってんだろうな・・・  

Posted by ムラカミ at 00:46Comments(8)映画とか漫画とか

2013年07月07日

ダイ・ハード 日本語吹替完全版 コレクターズBOX

20世紀FOXの日本語吹替専門サイト「吹替の帝王」から誕生したシリーズ第2弾!
シリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』劇場公開を記念して『ダイ・ハード』『ダイ・ハード2』『ダイ・ハード3』3タイトル同時発売!
吹替ファン垂涎! それぞれが魅力的なジョン・マクレーン像を確立した野沢那智版と村野武範版をブルーレイに初収録!
もちろんおなじみの樋浦勉版も加えて夢の日本語吹替音声トリプル収録を実現!
「吹替の帝王」シリーズ名物の特典として、テレビ朝日「日曜洋画劇場」(野沢那智版‐256頁)、フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」
(村野武範版‐256頁)、ソフト版(樋浦勉版‐290頁)の3冊の吹替台本を復刻(縮刷)トリプル封入!
吹替の帝王『ダイ・ハード』解説書封入

・・・だそうで。もちろんダイハードっ子(?)の私は予約して買いましたよ。


個人的なポイントその1 : これまでテレビ放映のみだった野沢那智吹き替え版が史上初のDVD収録!! これですよ、コレ!
マクレーンったら野沢那智!! これまでTSUTAYAで借りても樋浦さんの声しか聴けませんでしたから!!

ポイントその2 : なんと!! なんと台本の縮小レプリカが同封!! レプとはいえ、フルページで全部載ってます。これがあれば、
自宅で自分でアテレコも可能。マクレーンを若本規夫風にも、小山力也風にも、なんだったら滝口順平でも栗田貫一にだって
出来ちゃいます(モノマネ出来れば、ですが・・・)。

ポイントその3 : おまけで入っている村野武範の気の抜けた吹き替えは、いらないので無視の方向で


さっそく中身を。

なんと、当時のデザインそのままの台本。




表紙は丁寧な手書き。独特のかっこいい字体で書かれています。書く方のこだわりが伝わってきます。


キャスト割りです。エリスがジャッキーチェンw
アーガイル役の江原さんは、今やウィルスミスやエディマーフィー、トムハンクス、「バーンノーティス」のサムなど。
タカギ社長は阪脩さんだったのですね。公安9課の荒巻部長、整備班の榊のおやっさん など。


台本は手書きでした。当時はこうやって毎回、丁寧に進めていたんでしょうね。




こちらはなつかしのゴールデン洋画劇場版。


残念!! 村野武範、名前間違えられてるw 一時期改名していたらしいんで、その頃だったのかな?
こちらでは、ハンスがラオウ、エディ(玄関で警備員のフリをしていたテロリスト)の声がティーバック若本さん。ぶるぁぁぁぁぁあああああ!!



野沢那智版なんて、十数年ぶりに観ます。もはや私が当時録画したVHSなんぞは、もうこの世には無いので、
一生観れることは無いと諦めていました。ありがとう20th FOX!!


オープニング。リムジンの運転手アーガイルが 「音楽聴いてイイすか?」 と、カセットテープを入れるとRUN-DMCが!
「クリスマスソングは無いのか?」 と苦笑するマクレーンに、「これがクリスマスソングですぜ、旦那」。 曲は “Christmas in Hollis”
初めて観た時は、そのカッコよさに相当参ってしまったものです。
(R.I.P.ジャム・マスター・ジェイ・・・ RUN-DMC Christmas in hollisの動画)   http://www.youtube.com/watch?v=OR07r0ZMFb8

そして夕焼けに映し出される巨大なナカトミプラザビル。事態はそこで起こります。



クリスマスパーティの真っ最中、ハンス一味のご到着

ビル内の人々を人質にしてしまいます。このテロリスト軍団、ほぼ全員が三角ハンドガードのMP5で武装。
当時、マルイの旧MP5(コッキングとガス)は細いギザギザハンドガードだったので、この三角ハンドガードが新鮮でした。
アームズに改造記事が出てて、真似して失敗した苦い思い出もw


ボスのハンスが変わった拳銃を手にしていました。

マルゼンのカートのをギリギリ知らない世代だったので、これが何なのか、当時中学生だった私には大きな疑問でした。
頭でっかちの、太っといグリップの、得体の知れない、でもってなんだかカッコいい銃。
その後、HK P7と知り、MGCがP7M13をモデルアップしますが、その後はマルイのエアコキくらいしかモデル化されてません。
これ、今の水準でのガスブロとか、発火モデルガンででたら良いんですがね・・・。KSCさん、ぜひ!!


そしてもう一人、テロリストのカールがステアーAUGを手にしています。

エレベーターの中で、バッグから出してバレルをシャキーンと装着。これも衝撃的な映像でした。
当時、唯一モデル化してたマルゼン製ではできませんでした。これは後年、JACやマルイがモデルアップするまで
出来ない芸当でした(それらを手にしたとき、真っ先にこのシャキーンをやりましたっけw)。



「メーデーメーデー、こちらセンチュリーシティのナカトミプラザビル、緊急事態発生」


「マシンガンはいただいた、ホッ、ホッ、ホッ・・・」
海外でこれのTシャツ売ってたw http://www.myteespot.com/product.php?productid=15751



「クリスマスだってのに・・・ 雪でも降ってこねぇかな・・・」


ギャー、人が降ってきたヨー!!  「な、何だこりゃ!?」 「銃撃されている!! パトカーをスクラップにされた!! 大至急応援をよこせ、今すぐだ!! 早く来い!!」


続々と駆けつけるパトカー。80年代末の雰囲気がたっぷりのパトカーです。


「トニーにマルコ、それともう一人お友達がいなくなって、お宅はじめカールやフランコも寂しいんじゃないかってね」
マクレーン、まだ髪の毛がふさふさ


「OK、諸君・・・クリスマスの夜の事でした、4人のトンマが2×2のフォーメーションで裏口に近づいてきましたよ」

玄関からエントリーしようとするLAPDのSWAT。全員、ワッチキャップですね。当時の映画のSWATの標準スタイルw
この姿、今見ると貧弱な印象ですが、黒いLC2装備ではなくちゃんとアーマーベストを着ています。SWATキャップを被らなかったのが
救いです(ダイハード2ではやっちゃいますが)。
M16(AR15かな?)を手にしていますね。この頃あたりから本物の警察関係では5.56mmのオーバーパワー論が席捲し、90年代末まで
9mmSMG、特にMP5がもてはやされるようになります。

80年代末、まだ本物の世界でもSWATがヘルメット被ってるのって少なかったような気がします。
たしか本物のLAPDもヘルメット姿が見られるようになるのはもう少し後、91~2年頃だったような・・・
それまで使わなかったのは、重くて音をさえぎるヘルメットが作戦に支障をきたし、市民に威圧感を与える、の由と記憶しています。

今でこそ最新装備のLAPD SWATですが、当時は少し野暮ったい印象がありました。




盗み食い中のアル・レオン先生


「おっと、おまわりさんの4WDの登場だ」
ベースはM20高速装甲車でしょうか。タミヤのプラモをベースに作ってみたいものです。


「ヒャッハー、ベトナムを思い出すぜー!!」  ジョンソン捜査官と、同じくジョンソン捜査官。血縁関係なし。

マクレーンは相当に嫌な印象があったらしく、後の「ダイハード4.0」にて、FBI HQで出会った捜査官がジョンソンと名乗ると
「ジョンソンだぁ!?」と嫌味に聞き返しています。その後のジョンソン君は・・・やっぱりな、の展開に。




ラストのパウエル巡査部長。トラウマ持ちの彼がS&W M10 (M13?) をぶっ放した瞬間。時代を感じさせます。
リボルバーは、パウエルが内勤ってのを強く印象付ける選択ではないでしょうか。



今日、TSUTAYAに行ったら「ダイハード ラストディ」のレンタルが始まっていました。
もはや野沢那智のアテレコでは観れないのですね・・・ 残念です。  

Posted by ムラカミ at 20:24Comments(2)映画とか漫画とか

2013年05月05日

アル・レオンという役者さん

祝!! ダイハード吹き替え版(野沢那智) 初DVD化!! しかも台本付き!!
http://video.foxjapan.com/search/detail.php?id=13433

つか、「3大吹き替え」に村野武範を入れるのか!? 「バックトゥザ」に織田裕二入れるようなモンだぞ(笑)
とにかく限定だから、はやく予約しなくちゃ!!



中学生の頃、テレビで初めて放映されたダイハード。主人公マクレーンはもちろん野沢那智。
これでもかと92Fを連射。中学生の脳には92F = 無敵の拳銃、でした (リアル厨だったので、ご勘弁!!)。
敵は敵で、当時の映画ではまだ珍しかったMP5をバカスカ。長髪のステアー使いがいるは、テロリストのボスが
かわった形の拳銃もってるは(後に中学生はHK P7なるものを知ることとなる)、ビルやら装甲車やらヘリやら
バンバン燃えるは、かなり衝撃的でした。最後の最後で、パウエル巡査部長がこれまたカッコいいんですよね。

マルイのMP5(もちろん当時は、ダミーカートのガス グリップ内にボンベw)やら、マルゼンの一回り小さい
ステアー(映画を真似て、バレルのシャキーン☆をやろうとして壊す)やら、マルシンの非力な92F(マガジンが
ワリバシw)やらで、皆がダイハードを気取ったものです。


で、映画を見ていると、テロリストたちの中にどうにも気になる存在が。


落武者っぽいハゲ頭の東洋人。なんか画面の端々でちょこちょこ出てきては消える、謎の存在。
当時、仲間内で「謎の中国人」とか「中国妖怪」と呼んでいました。
日曜洋画劇場での放送時にはそのシーンはカットされていましたが、チョコバーをかっぱらう場面も。


これからLAPDのSWATが正面玄関から(!) 攻めてくるという場面。手練のテロリストたちが一階のロビーで
手ぐすね引いてSWATを待ち構える。その中にこのハゲ頭も。緊張の中、ハゲがMP5を構えていると・・・
ふとその下のショーケースが気になる。ケースの中にはチョコバー。たまらず1本取ってしまうハゲ。モグモグ・・・
あぁ、我慢できなかったんだね。よく分かるよ。俺もそれやって怒られる。




で、アンタ誰?




そういや、リーサルウェポンの電気ビリビリおじさんもこの人でした。

やられ役や悪役でたまに見かけるんですが、その見た目のインパクトが大きくて、よく目立ちます。

アクションジャクソンでは





・・・これは間違い





この人、アル・レオンなる役者さんだそうで、wikiったら、ビバリーヒルズコップ3(やられ役)、ハリウッド版
ゴジラ(やられ役)、ラストアクションヒーロー(やられ役)、そして、ドルフラングレン主演の、あの国辱映画の
「リトルトーキョー殺人課」にも凶悪犯役でご出演。
いろいろ調べたら、カスタムでレオン氏の12inフィギュアを作る人もいたりして。

そしてなんと、本国アメリカににファンクラブまでありました。
http://www.alleongfanclub.com/


さて当時、この人が気になっていたのと同じ頃・・・


あっちの映画でちょこちょこ出ていた「1ドルで楽しむべ」のおじさんも気になっていました。
西暦2013年。大人になったものの、いまだにこのギャグの意味が分からず・・・  

Posted by ムラカミ at 22:06Comments(2)映画とか漫画とか

2013年02月09日

「The Raid」観ました



(淀川長治声で)
はい、今日ご紹介する映画は「The Raid」いう映画ですよ。
レイド、何じゃろね?
レイドは急襲、警察の手入れ、いう意味ですよ。
ジャカルタの奥地にそびえる、悪人たちがいっぱいいる巣窟に、
警察の特殊部隊が、まぁたった20人で殴りこみをかけますよ。
それを、ナタを持った悪いやつらが手ぐすね引いて、
わんさと襲いかかりますよ。
怖いですねー、恐ろしいですねー。
さぁ、主人公たちはどうなっちゃうんでしょうね、
The Raid、じっくりと御覧下さいね。




面白い映画をTSUTAYAから借りてきました。


いろいろといい評判を聞いていたので楽しみでした。
もしやグロいのかな?と思ってましたが、それほど強烈に残酷な描写は無く、最後まで楽しめました。
音楽はリンキンパークのマイクシノダと、プチ豪華でもあります。


冒頭、何の説明もなしに殴りこみに向かうSWATの小隊。
たった1台の輸送車で、まるでこれからの事を予想しているかのごとく、全員不安そうな表情。
ジャカルタの奥深く。要塞と化した、薄汚れた30階建てのマンションに麻薬王がいて、
住民は麻薬売人やジャンキーその他の悪そうな方々。そこへSWATが逮捕に向かいます。



20人程度のSWATが突入すると、不気味な静けさ。
とりあえずガサを始めていると、麻薬王から突然の館内放送。

「住民の皆さん、招かざるお客様がやってまいりました。皆さんで盛大におもてなしをしてあげましょう・・・」

以降、堰を切った様に襲い掛かってくる悪人達。倒しても倒しても次々と。応援も来ない、外界から隔離された
要塞の中で繰り広げられる肉弾戦。囲まれて退却もできず、
あとは要塞を上へ上へと進んで麻薬王を捕らえるしかないというスパルタンX状態。

住民の皆様は集団AKに始まりKAC PDW、スナイパー、ナイフ、ナタ、S&W M327、あとは棒やら椅子やら。
そしてみんな素手でも強いこと!


あさま山荘




上の写真、フジロックでDJがコールアンドレスポンスでもしているかのようにも見えますが、悪そうな住民の方が
主人公を誠心誠意ナタで襲っている光景です。
この主人公がこれまた強い。もう、速い事ったら。トンファバトンとナイフを併用した戦い方とか圧巻です。

SWATはHK416を持っています。マルイがモデル化した416Dではなく、
チョイ前のモデル(かつてVFCが出してたヤツ)なのが、またいい味出しています。


バリバリ撃って、マガジンをどんどん変えて、また撃って。
まぁ、そのうちHK416どころではなくなってくるんですがね・・・。




麻薬王は「刑事物語 りんごの唄」の頃の武田鉄矢を何となく思い起こさせる、彫の深い顔立ち。
てか、年末の笑ってはいけない板尾創路っぽくもありますが・・・。
マンション内の死闘を、上階の部屋でモニター越しに冷静に眺めていて不気味です。



アースウインドアンドファイアー


ニュージャックシティ


殴り殴られ殴られ殴り、
オレがお前でお前がオレで




その麻薬王の腹心は、ほんのりと松山ケンイチ似で、その着衣とあいまって、微妙に「デスノート」のエルっぽくもあります。
この松ケン君(実は言うほど似てないが・・・)が、実は主人公と因縁があり・・・

なぜ、20人のSWATで攻め入ることになったのか。
なぜ、応援は来ないのか。
一体、松ケン君は何者なのか。
そして無事に要塞から出ることができるのか。


オレ映画殿堂にはいる作品です、おススメします!!
そんで、ハリウッドで残念なリメイクとかされない事を切に願います。  

Posted by ムラカミ at 21:23Comments(0)映画とか漫画とか