2013年07月07日
ダイ・ハード 日本語吹替完全版 コレクターズBOX
20世紀FOXの日本語吹替専門サイト「吹替の帝王」から誕生したシリーズ第2弾!
シリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』劇場公開を記念して『ダイ・ハード』『ダイ・ハード2』『ダイ・ハード3』3タイトル同時発売!
吹替ファン垂涎! それぞれが魅力的なジョン・マクレーン像を確立した野沢那智版と村野武範版をブルーレイに初収録!
もちろんおなじみの樋浦勉版も加えて夢の日本語吹替音声トリプル収録を実現!
「吹替の帝王」シリーズ名物の特典として、テレビ朝日「日曜洋画劇場」(野沢那智版‐256頁)、フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」
(村野武範版‐256頁)、ソフト版(樋浦勉版‐290頁)の3冊の吹替台本を復刻(縮刷)トリプル封入!
吹替の帝王『ダイ・ハード』解説書封入
・・・だそうで。もちろんダイハードっ子(?)の私は予約して買いましたよ。

個人的なポイントその1 : これまでテレビ放映のみだった野沢那智吹き替え版が史上初のDVD収録!! これですよ、コレ!
マクレーンったら野沢那智!! これまでTSUTAYAで借りても樋浦さんの声しか聴けませんでしたから!!
ポイントその2 : なんと!! なんと台本の縮小レプリカが同封!! レプとはいえ、フルページで全部載ってます。これがあれば、
自宅で自分でアテレコも可能。マクレーンを若本規夫風にも、小山力也風にも、なんだったら滝口順平でも栗田貫一にだって
出来ちゃいます(モノマネ出来れば、ですが・・・)。
ポイントその3 : おまけで入っている村野武範の気の抜けた吹き替えは、いらないので無視の方向で
さっそく中身を。

なんと、当時のデザインそのままの台本。

表紙は丁寧な手書き。独特のかっこいい字体で書かれています。書く方のこだわりが伝わってきます。

キャスト割りです。エリスがジャッキーチェンw
アーガイル役の江原さんは、今やウィルスミスやエディマーフィー、トムハンクス、「バーンノーティス」のサムなど。
タカギ社長は阪脩さんだったのですね。公安9課の荒巻部長、整備班の榊のおやっさん など。

台本は手書きでした。当時はこうやって毎回、丁寧に進めていたんでしょうね。

こちらはなつかしのゴールデン洋画劇場版。

残念!! 村野武範、名前間違えられてるw 一時期改名していたらしいんで、その頃だったのかな?
こちらでは、ハンスがラオウ、エディ(玄関で警備員のフリをしていたテロリスト)の声がティーバック若本さん。ぶるぁぁぁぁぁあああああ!!
野沢那智版なんて、十数年ぶりに観ます。もはや私が当時録画したVHSなんぞは、もうこの世には無いので、
一生観れることは無いと諦めていました。ありがとう20th FOX!!

オープニング。リムジンの運転手アーガイルが 「音楽聴いてイイすか?」 と、カセットテープを入れるとRUN-DMCが!
「クリスマスソングは無いのか?」 と苦笑するマクレーンに、「これがクリスマスソングですぜ、旦那」。 曲は “Christmas in Hollis”
初めて観た時は、そのカッコよさに相当参ってしまったものです。
(R.I.P.ジャム・マスター・ジェイ・・・ RUN-DMC Christmas in hollisの動画) http://www.youtube.com/watch?v=OR07r0ZMFb8
そして夕焼けに映し出される巨大なナカトミプラザビル。事態はそこで起こります。
クリスマスパーティの真っ最中、ハンス一味のご到着

ビル内の人々を人質にしてしまいます。このテロリスト軍団、ほぼ全員が三角ハンドガードのMP5で武装。
当時、マルイの旧MP5(コッキングとガス)は細いギザギザハンドガードだったので、この三角ハンドガードが新鮮でした。
アームズに改造記事が出てて、真似して失敗した苦い思い出もw
ボスのハンスが変わった拳銃を手にしていました。

マルゼンのカートのをギリギリ知らない世代だったので、これが何なのか、当時中学生だった私には大きな疑問でした。
頭でっかちの、太っといグリップの、得体の知れない、でもってなんだかカッコいい銃。
その後、HK P7と知り、MGCがP7M13をモデルアップしますが、その後はマルイのエアコキくらいしかモデル化されてません。
これ、今の水準でのガスブロとか、発火モデルガンででたら良いんですがね・・・。KSCさん、ぜひ!!
そしてもう一人、テロリストのカールがステアーAUGを手にしています。

エレベーターの中で、バッグから出してバレルをシャキーンと装着。これも衝撃的な映像でした。
当時、唯一モデル化してたマルゼン製ではできませんでした。これは後年、JACやマルイがモデルアップするまで
出来ない芸当でした(それらを手にしたとき、真っ先にこのシャキーンをやりましたっけw)。

「メーデーメーデー、こちらセンチュリーシティのナカトミプラザビル、緊急事態発生」

「マシンガンはいただいた、ホッ、ホッ、ホッ・・・」
海外でこれのTシャツ売ってたw http://www.myteespot.com/product.php?productid=15751

「クリスマスだってのに・・・ 雪でも降ってこねぇかな・・・」

ギャー、人が降ってきたヨー!! 「な、何だこりゃ!?」 「銃撃されている!! パトカーをスクラップにされた!! 大至急応援をよこせ、今すぐだ!! 早く来い!!」

続々と駆けつけるパトカー。80年代末の雰囲気がたっぷりのパトカーです。

「トニーにマルコ、それともう一人お友達がいなくなって、お宅はじめカールやフランコも寂しいんじゃないかってね」
マクレーン、まだ髪の毛がふさふさ

「OK、諸君・・・クリスマスの夜の事でした、4人のトンマが2×2のフォーメーションで裏口に近づいてきましたよ」
玄関からエントリーしようとするLAPDのSWAT。全員、ワッチキャップですね。当時の映画のSWATの標準スタイルw
この姿、今見ると貧弱な印象ですが、黒いLC2装備ではなくちゃんとアーマーベストを着ています。SWATキャップを被らなかったのが
救いです(ダイハード2ではやっちゃいますが)。
M16(AR15かな?)を手にしていますね。この頃あたりから本物の警察関係では5.56mmのオーバーパワー論が席捲し、90年代末まで
9mmSMG、特にMP5がもてはやされるようになります。
80年代末、まだ本物の世界でもSWATがヘルメット被ってるのって少なかったような気がします。
たしか本物のLAPDもヘルメット姿が見られるようになるのはもう少し後、91~2年頃だったような・・・
それまで使わなかったのは、重くて音をさえぎるヘルメットが作戦に支障をきたし、市民に威圧感を与える、の由と記憶しています。
今でこそ最新装備のLAPD SWATですが、当時は少し野暮ったい印象がありました。

盗み食い中のアル・レオン先生

「おっと、おまわりさんの4WDの登場だ」
ベースはM20高速装甲車でしょうか。タミヤのプラモをベースに作ってみたいものです。

「ヒャッハー、ベトナムを思い出すぜー!!」 ジョンソン捜査官と、同じくジョンソン捜査官。血縁関係なし。
マクレーンは相当に嫌な印象があったらしく、後の「ダイハード4.0」にて、FBI HQで出会った捜査官がジョンソンと名乗ると
「ジョンソンだぁ!?」と嫌味に聞き返しています。その後のジョンソン君は・・・やっぱりな、の展開に。

ラストのパウエル巡査部長。トラウマ持ちの彼がS&W M10 (M13?) をぶっ放した瞬間。時代を感じさせます。
リボルバーは、パウエルが内勤ってのを強く印象付ける選択ではないでしょうか。
今日、TSUTAYAに行ったら「ダイハード ラストディ」のレンタルが始まっていました。
もはや野沢那智のアテレコでは観れないのですね・・・ 残念です。
シリーズ最新作『ダイ・ハード/ラスト・デイ』劇場公開を記念して『ダイ・ハード』『ダイ・ハード2』『ダイ・ハード3』3タイトル同時発売!
吹替ファン垂涎! それぞれが魅力的なジョン・マクレーン像を確立した野沢那智版と村野武範版をブルーレイに初収録!
もちろんおなじみの樋浦勉版も加えて夢の日本語吹替音声トリプル収録を実現!
「吹替の帝王」シリーズ名物の特典として、テレビ朝日「日曜洋画劇場」(野沢那智版‐256頁)、フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」
(村野武範版‐256頁)、ソフト版(樋浦勉版‐290頁)の3冊の吹替台本を復刻(縮刷)トリプル封入!
吹替の帝王『ダイ・ハード』解説書封入
・・・だそうで。もちろんダイハードっ子(?)の私は予約して買いましたよ。
個人的なポイントその1 : これまでテレビ放映のみだった野沢那智吹き替え版が史上初のDVD収録!! これですよ、コレ!
マクレーンったら野沢那智!! これまでTSUTAYAで借りても樋浦さんの声しか聴けませんでしたから!!
ポイントその2 : なんと!! なんと台本の縮小レプリカが同封!! レプとはいえ、フルページで全部載ってます。これがあれば、
自宅で自分でアテレコも可能。マクレーンを若本規夫風にも、小山力也風にも、なんだったら滝口順平でも栗田貫一にだって
出来ちゃいます(モノマネ出来れば、ですが・・・)。
ポイントその3 : おまけで入っている村野武範の気の抜けた吹き替えは、いらないので無視の方向で
さっそく中身を。
なんと、当時のデザインそのままの台本。
表紙は丁寧な手書き。独特のかっこいい字体で書かれています。書く方のこだわりが伝わってきます。

キャスト割りです。エリスがジャッキーチェンw
アーガイル役の江原さんは、今やウィルスミスやエディマーフィー、トムハンクス、「バーンノーティス」のサムなど。
タカギ社長は阪脩さんだったのですね。公安9課の荒巻部長、整備班の榊のおやっさん など。

台本は手書きでした。当時はこうやって毎回、丁寧に進めていたんでしょうね。

こちらはなつかしのゴールデン洋画劇場版。

残念!! 村野武範、名前間違えられてるw 一時期改名していたらしいんで、その頃だったのかな?
こちらでは、ハンスがラオウ、エディ(玄関で警備員のフリをしていたテロリスト)の声がティーバック若本さん。ぶるぁぁぁぁぁあああああ!!
野沢那智版なんて、十数年ぶりに観ます。もはや私が当時録画したVHSなんぞは、もうこの世には無いので、
一生観れることは無いと諦めていました。ありがとう20th FOX!!

オープニング。リムジンの運転手アーガイルが 「音楽聴いてイイすか?」 と、カセットテープを入れるとRUN-DMCが!
「クリスマスソングは無いのか?」 と苦笑するマクレーンに、「これがクリスマスソングですぜ、旦那」。 曲は “Christmas in Hollis”
初めて観た時は、そのカッコよさに相当参ってしまったものです。
(R.I.P.ジャム・マスター・ジェイ・・・ RUN-DMC Christmas in hollisの動画) http://www.youtube.com/watch?v=OR07r0ZMFb8
そして夕焼けに映し出される巨大なナカトミプラザビル。事態はそこで起こります。
クリスマスパーティの真っ最中、ハンス一味のご到着

ビル内の人々を人質にしてしまいます。このテロリスト軍団、ほぼ全員が三角ハンドガードのMP5で武装。
当時、マルイの旧MP5(コッキングとガス)は細いギザギザハンドガードだったので、この三角ハンドガードが新鮮でした。
アームズに改造記事が出てて、真似して失敗した苦い思い出もw
ボスのハンスが変わった拳銃を手にしていました。

マルゼンのカートのをギリギリ知らない世代だったので、これが何なのか、当時中学生だった私には大きな疑問でした。
頭でっかちの、太っといグリップの、得体の知れない、でもってなんだかカッコいい銃。
その後、HK P7と知り、MGCがP7M13をモデルアップしますが、その後はマルイのエアコキくらいしかモデル化されてません。
これ、今の水準でのガスブロとか、発火モデルガンででたら良いんですがね・・・。KSCさん、ぜひ!!
そしてもう一人、テロリストのカールがステアーAUGを手にしています。

エレベーターの中で、バッグから出してバレルをシャキーンと装着。これも衝撃的な映像でした。
当時、唯一モデル化してたマルゼン製ではできませんでした。これは後年、JACやマルイがモデルアップするまで
出来ない芸当でした(それらを手にしたとき、真っ先にこのシャキーンをやりましたっけw)。

「メーデーメーデー、こちらセンチュリーシティのナカトミプラザビル、緊急事態発生」

「マシンガンはいただいた、ホッ、ホッ、ホッ・・・」
海外でこれのTシャツ売ってたw http://www.myteespot.com/product.php?productid=15751

「クリスマスだってのに・・・ 雪でも降ってこねぇかな・・・」

ギャー、人が降ってきたヨー!! 「な、何だこりゃ!?」 「銃撃されている!! パトカーをスクラップにされた!! 大至急応援をよこせ、今すぐだ!! 早く来い!!」

続々と駆けつけるパトカー。80年代末の雰囲気がたっぷりのパトカーです。

「トニーにマルコ、それともう一人お友達がいなくなって、お宅はじめカールやフランコも寂しいんじゃないかってね」
マクレーン、まだ髪の毛がふさふさ

「OK、諸君・・・クリスマスの夜の事でした、4人のトンマが2×2のフォーメーションで裏口に近づいてきましたよ」
玄関からエントリーしようとするLAPDのSWAT。全員、ワッチキャップですね。当時の映画のSWATの標準スタイルw
この姿、今見ると貧弱な印象ですが、黒いLC2装備ではなくちゃんとアーマーベストを着ています。SWATキャップを被らなかったのが
救いです(ダイハード2ではやっちゃいますが)。
M16(AR15かな?)を手にしていますね。この頃あたりから本物の警察関係では5.56mmのオーバーパワー論が席捲し、90年代末まで
9mmSMG、特にMP5がもてはやされるようになります。
80年代末、まだ本物の世界でもSWATがヘルメット被ってるのって少なかったような気がします。
たしか本物のLAPDもヘルメット姿が見られるようになるのはもう少し後、91~2年頃だったような・・・
それまで使わなかったのは、重くて音をさえぎるヘルメットが作戦に支障をきたし、市民に威圧感を与える、の由と記憶しています。
今でこそ最新装備のLAPD SWATですが、当時は少し野暮ったい印象がありました。

盗み食い中のアル・レオン先生

「おっと、おまわりさんの4WDの登場だ」
ベースはM20高速装甲車でしょうか。タミヤのプラモをベースに作ってみたいものです。

「ヒャッハー、ベトナムを思い出すぜー!!」 ジョンソン捜査官と、同じくジョンソン捜査官。血縁関係なし。
マクレーンは相当に嫌な印象があったらしく、後の「ダイハード4.0」にて、FBI HQで出会った捜査官がジョンソンと名乗ると
「ジョンソンだぁ!?」と嫌味に聞き返しています。その後のジョンソン君は・・・やっぱりな、の展開に。

ラストのパウエル巡査部長。トラウマ持ちの彼がS&W M10 (M13?) をぶっ放した瞬間。時代を感じさせます。
リボルバーは、パウエルが内勤ってのを強く印象付ける選択ではないでしょうか。
今日、TSUTAYAに行ったら「ダイハード ラストディ」のレンタルが始まっていました。
もはや野沢那智のアテレコでは観れないのですね・・・ 残念です。
Posted by ムラカミ at 20:24│Comments(2)
│映画とか漫画とか
この記事へのコメント
台本、独特の字ですね。
Posted by ベトコン女こひ
at 2013年07月25日 21:03

>こひさん
手書きで、読みやすいような、あるいはそうでもないような不思議な字です。
ベテラン声優さんの中には、練習なしで、現場でぶっつけ本番で望んでた人もいたらしく、
おそらくは、なるべく一回見て読めるような字を書いてたんじゃないかと。
手書きゆえ、漢字を間違えてたりするけどねw
手書きで、読みやすいような、あるいはそうでもないような不思議な字です。
ベテラン声優さんの中には、練習なしで、現場でぶっつけ本番で望んでた人もいたらしく、
おそらくは、なるべく一回見て読めるような字を書いてたんじゃないかと。
手書きゆえ、漢字を間違えてたりするけどねw
Posted by ムラカミ
at 2013年07月25日 23:13
